天気予報等で用いる用語 雨の強さと降り方 気象庁WEBサイト

日本全国で、大雨の引き起こす災害に注意する日が続く梅雨の季節。
天気予報では、毎日降水確率と、一時間あたりの雨量の予測が報道されます。
予報では、降水量によって、雨の強さを表す用語が決められているそうです。
1時間あたりの雨量毎の予報用語
10mm以上~20mm未満:やや強い雨
この程度の雨でも長く続く時は注意が必要
20mm以上~30mm未満:強い雨
側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる
30mm以上~50mm未満:激しい雨
山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要。都市では下水管から雨水があふれる
50mm以上~80mm未満:非常に激しい雨
都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある。マンホールから水が噴出する、土石流が起こりやすい、多くの災害が発生する
80mm以上~:猛烈な雨
雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要
※平成24年7月の九州北部豪雨災害最多降雨量「阿蘇市乙姫(熊本)108mm」
※鬼怒川堤防が決壊した平成27年9月関東・東北豪雨の最多降雨量「鳥羽市(三重県)75.5mm」
「強い雨」や「激しい雨」以上の雨が降ると予想される時は、大雨注意報や大雨警報が発表され、注意・警戒が呼びかけられます。
「猛烈な雨」を観測した場合に、「記録的短時間大雨情報」が発表されることがある。
*注意報や警報の基準は地域によって異なる
予報用語詳細(50mm以上~80mm、80mm以上~の雨の場合)
1時間雨量 50mm以上~80mm未満
- 予報用語:非常に激しい雨
- 人の受けるイメージ:滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)
- 人への影響:傘は全く役に立たなくなる
- 屋内(木造住宅を想定):寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
- 屋外の様子:水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる
- 車に乗っていて:車の運転は危険
- 災害発生状況
- 都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある
- マンホールから水が噴出する
- 土石流が起こりやすい
- 多くの災害が発生する
1時間雨量 80mm以上~
- 予報用語:猛烈な雨
- 人の受けるイメージ:息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる
- 人への影響:傘は全く役に立たなくなる
- 屋内(木造住宅を想定):寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
- 屋外の様子:水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる
- 車に乗っていて:車の運転は危険
- 災害発生状況
- 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要
災害に関する書籍
【熊本地震 情報発信のメディアサイトで何を伝えたか】
震災ドキュメントシリーズ 熊本地震 情報発信のメディアサイトで何を伝えたか
著者:工藤 英幸(株式会社情報開発研究所)
内容紹介
(株)情報開発研究所は、熊本県との県境にある大分県竹田市に所在しています。
熊本地震の4年前には、九州北部豪雨に被災した地元の竹田災害ボランティアセンターでの復旧活動を支援するITシステムを開発していました。
その経験を活かし、熊本地震発生直後(大規模な前震が発生した4月14日)、地震関連の情報発信を開始しました。そして4月22日には、ホームページ製作やドローン空撮、360度映像等のIT技術資産を駆使して、独自メディアサイトをオープン。サイトにアクセスして「ほっとした」「安心した」等の感想が寄せらています。また、地震発生後から地域や近隣エリアを心配する声は多く、現在も風評被害の影響が続く中で、阿蘇・熊本や久住高原、長湯温泉に関する独自メディアをそれぞれ立ち上げ、ドローン空撮動画や情報コンテンツを、随時、更新、運営しています。
本書は地震発生直後に、地元で地震関連の情報発信を開始した、メディアサイトの立ち上げから活動の奮闘の記録です。
引用:Amazon [熊本地震 情報発信のメディアサイトで何を伝えたか (震災ドキュメント]
Amazonで購入することができます。
震災ドキュメントシリーズの詳細はこちらから
→インプレスR&D「震災ドキュメントシリーズ 熊本地震から一年」
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